「さて、説明を続けようか。」

「ユニットの編成には属性も意識する、でしたわよね。」

「これはどういう意味なのですか？」

「サポートの召喚と、時間停止に必要なエレメントがあるでしょう？」

「あのエレメントなのだけど、チームのリーダーと同じものが出やすいの。」

「それと、次に召喚するサポートの属性と同じエレメントは増加ボーナスが発生するわ。」

「つまり……揃えたほうがお得なのでしょうか。」

「ええ、リーダーとサポートを同じ属性で揃えていくと、エレメントが集めやすくなるわ。」

「リーダーを全て火属性にして、サポートも火属性だけにすると、常に火属性のエレメントが出現して、増加ボーナスも常に得られるのよ？」

「う～ん、見事に属性はバラバラですわね。」

「とりあえず、イオリさん、ツクモさん、メアリさんにはリーダーになってもらい、属性がそろって来たら入れ替えていくことにしましょう。」

「もちろん、単純能力で判断するのも理にかなった配置だから、そこは自分らしいチームを作ってほしいかな。」

「ツァラさんの部隊を見せてもらったら、全部ツァラさんだったし……。」

「……えぇぇ。」

「ああ、でも属性は統一されているのですね。地力はさておき。」

「うーん、シルバーちゃんと、ポコロポコロちゃんを入れたいなぁ。」

「そういえば、一度チームに配置した図書精霊は外せないのですか？」

「ううん、配置変更の時に、配置済みの図書精霊をタップすれば外せるわよ。」

「あ、本当だ。知らなかったです。」

「ユニット編成はわかりにくい部分もあるけれど、強くなるために考えることはそんなに多くないわよ。」

「更に上を目指すならアミュレットの選別も重要になってくるけど、そのあたりは過去の講座を思い出してね。」

「なるほど、トーナメントで上位を目指すなら必須ですわね！燃えてきましたわ！！」

「でも、図書精霊はガチャでしか手に入らないので、私は中々仲間を増やせません……。」

「安心して！」

「時間逆行したときの宝箱からも、図書精霊は手に入るわよ。」

「それは安心なのです！」

「時間逆行については他の図書精霊の子が、知りたがっていたからそちらで説明するわね。」

「それじゃ今日は大分長くなっちゃったし、またね！」

「ところでアリアさんのチームはどんなチームですの？」

「（私より全然強いじゃないですのーーーー！！！）」