4.ユニット編成のアレコレ(前編)

「おーっほっほっほ!」

「これが私の最強の部隊ですわ!」

  「おー!すごいのです…!」
  「何かチームを選んだ理由とかはあるのです?」

「35人もいますからね、適当に強そうな図書精霊を配置したのです。」

  「センターはイヴさんなんですね。」

「当然ですわ!私の部隊ですもの!」

「なるほど、もったいないなぁ。」

「アリアさん、どうしてですの?」

「せっかく強い子がいるのにサポートに置かれてるし、属性もバラバラだもの。」

「良ければ説明しようか?」

「是非ともお願いしますわ!私、次のトーナメントで一位を目指しますの!」

「ユニットは5つのチームから構成されているのは知っているよね。」

「ええ!」

「チームはリーダーとサポートで構成されているの。」

「ちなみに、このチームの1~5は強さと何か影響はあるんですか?」

「ううん、関係はないかな。」

「ただ、リーダーとサポートの関係で注意しなきゃいけないことがあるの。」

「アクティブスキルを強化するアミュレットの効果は、対象範囲がチームになることよ。」

「つまり…リーダーさんのスキルとサポートさんのアミュレットがかみ合ってないと…。」

「そう、チーム1のリーダーが覇気のアクティブスキルを持っている時に、サポートに覇気に関係するアミュレットを持つ図書精霊を配置しても、効果はないわ。」

「……。」(画面を見ながら

「見事にやらかしてますわ。」

「ちなみに、リーダーとサポートはどんな役割があるのですか?」

「これは名前通りかな。」

「リーダーは全面で力を発揮して闘うけど、サポートはその能力の一部しか発揮できないの。」

「じゃあ、強い図書精霊をリーダーにして、そのほかの図書精霊をサポートに配置すればよいのですね。」

「その通り。」

「リーダーはアクティブスキルと、パッシブスキルが使えるから、スキルもしっかり考えてみてね。」

「では、イオリさん、ツクモさん、メアリさんをリーダーにしますわ。」

「あ、ちょっと待って。」

「え、ダメなんですの?」

「彼女達は強いから、リーダーにしていいんだけど…。」

「え?な、何か問題がありますの!?」

「ちょっと説明が長くなっちゃったから、ちょっと休憩しようか。」

「!!?」

「飲み物をセネカさんに貰ってきま~す。」

「属性については次の講座で説明するね!」

「結局この編成、どうすればいいんですのぉおぉぉぉ!?」

※このデータは2017/6/2時点のものとなります。